2012年10月6日 11:30~18:00 泳がせ釣り
場所:筒石漁港
釣果:アオリイカ(胴長 18cm) 1杯 ツバイソ(ワカシ)
昼間はエギングの釣果がパッとしませんので、今回は初めからアジの泳がせ釣りで挑戦しました。
ところが肝心のエサのアジが全く釣れません。エギングも考えましたが、情報では本日は激渋のようですので竿を出す元気もありません。遠投カゴもこんな状況では期待できません。どうしたら良いか途方にくれていたところ、豆アジが港内の浮遊ゴミの下にいたことを思い出し、そこで10匹ほど確保しました。
今回使用した仕掛けです。親針はチヌ針2号、ハリスはイナダが掛かっても良いように2.5号、2本目の針は10号のトリプルフックを改造しダブルフックとしました。方法は1つのフックを写真のように伸ばします。高火力ライターで赤変するまであぶってなますと折れません。フックの角度や間隔は各自工夫してください。なまさなくても多少の角度調整は可能です。
次に針の刺し方ですが、親針はアジの上あごに上下に通します。(鼻に通すと抜けやすい) そしてダブルフックは針の先が前を向くように背中に刺します。このときの親針間のハリスは、決して張らないように余裕を持たせます。張っていると魚の動きがおかしくなるだけでなく、フックが抜けてしまいます。
そしてアタリがあったら軽く合わせます。向う合わせで掛かることはまずありません。
1杯目は始めて30分ほどで釣れました。ウキはチヌ用棒ウキ(割ビシ:特大)を使っていますので、豆アジでも簡単に沈んでしまいます。このときは潜っている時間が長かったので、ミチ糸にテンションをゆっくりかけるとずっしりした重みが伝わってきました。間違いなく付いている事は確認できましたので軽く合わせました。そうしたところ、そこそこな引きでしたので、また小さめなヒラメかなと思われましたが本命が掛かっていました。
その後、30cm程度のツバイソ(ワカシ)が続きましたが、それが最後に全く釣れません。アジがかじられたのも2回あっただけで、アオリイカだけでなく根魚の気配もほとんどありませんでした。
釣れる日、釣れない日が予め分かれば助かりますが、それでは釣りの楽しさが半減してしまうとおっしゃる方も多いでしょう。人が釣れないときに釣るのが醍醐味と思っている方も多いでしょうが、私は竿が出せれば満足してしまうタイプですかね。
アオリイカの大きいのも釣りたいけれど、今年はまだクロダイの顔を見ていないので、こちらも頑張りたいと思います。