カゴ釣りとの出会い
ふとした出会いによって人生が変わることもあるだろう。
それだけ出会いと言うものは大切と思うが、今日の出会いは我が釣り人生の転期に間違いなくなりそうである。
今日も上越地方のいつもの漁港でいつものエギング。前回と同じくこの日もさっぱり。サイトフィッシングをやろうにもかろうじて1杯いたのみ。今日もアオリは留守か。2回続けて丸坊主は避けたいので、豆アジで泳がせを始めた。でもこちらも同じく気配すらない。
それじゃイナダでもやろうと場所を替えたが、あいにく風向きが悪く遠投できない。
このとき何故かいつもは行った事のない、上方の堤防が気になった。
上に登ってみると先客のおじさんが1人居た。
のんびり竿を出しているのでぶっこみと思い、どの方向に投げているのか分からないので聞いてみた。
返ってきた答えはカゴ釣りで指を差した方向にウキらしきものが見えた。投げサビキのようなものかと思いながら邪魔にならないように泳がせを始めた。
そのうちおじさんが尺アジを上げた。これが釣れるとクロダイが来ないと嘆きながら、アジいらないかと聞いてくる。もちろん喜んでいただいた。
昼間こんな大型釣れる事もたまにはあるだろうと思っていると、その後も次から次と続くではないか。でも本人は一向にうれしそうにない。
それもそのはず、昨日は50cm前後のクロダイを3枚上げたとの事。
これは只者ではないとカゴ釣りをご教示いただいた。話を聞くうちにこれぞ目からウロコ、これほど理に適った釣りはないと確信した。これが遠投カゴ釣りとの出会い。次からはこの釣りに決定!
ところで、このときに以前ここで釣ったという、胴長60cmのおばけアオリの写真を見せて貰った。自分が追い求めているものとサイズが違い過ぎ、一気にアオリの熱が冷めてしまった。
<本日の釣果>
キジハタ、クロソイ、いただいた尺アジ2本