佐渡 家族旅行 シュノーケリング
今回は我が家の夏の行事としてすっかり定着した佐渡旅行である。
長男の彼女も始めて加わり賑やかであるが、それだけに釣りは少々我慢しなければと思っている。
日中は主にシュノーケリング。佐渡の海は海流の関係からか、真夏であっても冷たいところが多い。今までは日焼け止めも兼ねてTシャツを着て泳いでいたが、寒さにはほとんど効果がない。てなわけで今年から全員ラッシュガード着用となった。
佐渡の海はいつ見てもきれいであり、また魚介類が豊富である。ここで泳いでしまうと上越辺りの海では全然楽しめない。釣りと一緒である。
泳ぎに関しては長男はすごすぎて付いて行けない。あまりに深く潜るので、何かあったときに助けにいけないから、毎回そのことを注意している。今回はどん深の海に慣れていない彼女がいるので、決して目を離してはいけないと言ってある。まあ、いつもの泳ぎができないのでこちらにとっては安心である。
我が家の磯遊びは、いきなり水深2~3mから始まるところが多い。今回は安全を考えて5mを越えるようなところへは行かないことにしたが、それでも今まで足の届かないところで泳いだことのない彼女は、面食らったかも知れない。
佐渡は毎年訪れているが、今回は20年ぶりくらいに観光を行った。中学生の次男は歳の数より多く来ていても初めてである。
佐渡ではほとんどが釣り、海水浴、キャンプ等のレジャーが中心である。
今回は彼女の為にも佐渡金山を訪れた。
さすがに20年前とは違って、一層観光地化している。中でも昔はなかったが、透明なアクリルケースに入った12.5kgの金の延べ棒が人気がある。ケースの穴から手を入れて、取り出せたら記念品贈呈である。皆さん必死にチャレンジしているが、重いだけでなく穴の径が小さいので難度はすこぶる高い。
ここで普段は大人しい次男が活躍した。長男は運動神経もよく体育会系であるが、その影に隠れて次男は運動は目立たない。中学の部活も精々サッカーかなと思っていたところ、何と格闘技の柔道を選んだ。このときは親として当然忠告した。それでも本人の希望は固く、そんなわけであるから活躍は望むべくもない。
しかし伊達に柔道をやっているわけでない。腕の太さの割りに力があるから、後もう少しのところまでは持って来れる。だが、いかんせん穴の径が小さい。(腕の太さ+延べ棒の太さ)<(穴の径)でないと取り出せないのである。